From The Complete Guide to Google Wave: How to Use Google Wave
Google Waveコンプリートガイドはジーナ・トラパーニとアダム・パッシュが共同で作成及び編集したGoogle Waveのユーザーマニュアルです。 Google Waveのプレビューリリースからひと月後に書かれたこのガイドは、野心的な(あるいは謎に満ちた)このWebアプリケーションの最新情報を網羅した、非公式の情報源です。
Google Waveの精神にのっとり、このガイドも共同で執筆し公開するというサイクルを繰り返しながら、よりよいものに仕上げるという大胆な実験であり、出版という概念を変える試みでもあります。
Contents |
迅速かつ頻繁なリリース:コラボレーションが生み出す進化
このガイドのウェブサイトは2009年10月31日に公開されました。Google Wave プレビューが限定ユーザーにリリースされたちょうど1ヶ月後のことです。 ガイドは八つの章と二つの付録(プリントすると約90ページ)という構成でスタートしました。
しかしGoogle Waveと同様、このガイドにもこれで完成というものはないのです。Google Waveが進化し、より多くの人々に広まっていくにつれて、ガイドのコンテンツも公開された completewaveguide.com上で、熱心な投稿者の協力を仰いで書かれ、書き直され、よりすばらしいものになっていくでしょう。興味のある方はGoogle Wave コンプリートガイドの執筆に貢献するをご覧ください。
独自の情報源
これは二人のWaveマニアと投稿者のコミュニティによって書かれた非公式のガイドです。
Googleが出版しているわけでも、Googleと提携しているわけでもありません。
GoogleによるWaveの公式ヘルプ[1]はすばらしいものですが、同じWaveユーザーのtipsや見解があってもいいと思いませんか? このガイドには順を追った操作手順や解説はもちろんありますが、なかにはGoogleの公式ドキュメントには載ってないWaveのあら探しなどもあるでしょう。
出版という概念を変える試み
テクニカル・ライターの立場からいわせてもらえば、出るなり古くなる技術本を、いわゆる従来の意味での出版というかたちで本にすることには、かなりの問題があります。 著者が原稿を書き上げて出版社に渡し、本として書店の棚に並ぶまでにはかなりの時間を要します。電子出版も同じぐらいの時間がかかりますし、多くの場合Amazon Kindleのような独自フォーマットで製品化されます。しかも、出版社のDRM(著作権保護機能)付きの場合も少なくありません。 その本が扱うテクノロジの新バージョンが出ているにもかかわらず、著者が改訂する方法を持たないとしたら、従来のやり方で出版されたとしても、世に出た途端にあっというまにその輝きを失い、時代遅れになってしまいます。
そうなった場合、著者は改訂版を作るように出版社と掛け合うことになりますが、 交渉がうまくいかない場合、 -- たいての場合うまくいかないのです-- その本は古本屋の投げ売りセールのワゴンで哀しくもはかない死を迎えることになります。その一方で読者は、最新情報を手に入れようと仕方なくWebで検索するはめになるのです。
こうした事態を避けるために、私たちはWaveのハウ・トゥ本を今回このようなやり方でリリースしました。[2][3]私たちは今までとは別のアプローチを模索しているのです。
このガイドは、固定化され、書き直せない、やがて死に行くテキストではなく、もしWaveに変化があればそれに追随し、すぐにWebで公開されます。そういう意味でこの本は生きているのです。
あなたはいつでも completewaveguide.com上で最新かつ最高のコンテンツすべてにアクセスできます。そしてこのガイドはWebサイトの他に、DRMフリーのPDFファイルとして(まもなく)、また印刷されたソフトカバー本として(2010年早々に)出版されます。私たちはできる限り校正と加筆を続け、Webサイト上でコンテンツをアップデートしていくつもりです。
Waveは開発においても仕様面においてもまだほんの初期段階なので、今後進化していくであろうWaveを見越して、2010年までの間、私たちはこの本のために4人の編集担当を付けることにしました。
出版スケジュール
PDF版、プリント版の暫定的なリリーススケジュール :
- 2009年11月:プレビュー・エディションPDF版の販売およびダウンロード開始
- 2010年1月:PDF版、ソフトカバー・プリント本の第1版リリース
2版、3版、4版は2010年を通して3ヶ月か4ヶ月ごとにリリースの予定です。ただしWaveのリリース・サイクルおよび開発マイルストーンに準拠します。
二次利用ライセンス
「情報は束縛を嫌う」
本書の記事内容は Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 United States License (Creative Commons 表示-継承 3.0 アメリカ合衆国の下にあります。これは、内容が completewaveguide.comに帰属することを表示し、頒布においては全く同じライセンスの下で頒布するという条件に従う限り、あなたがその内容を自由に頒布かつ二次利用使用できることを意味します。
註:ビデオクリップや外部ソースからの引用については、その著作権は原作者に帰属します。
メディア評
「本書は..(中略)『Google Wave?どうやって使うんだ?』という疑問に答える良書である」--NT Times[4]
「もしあなたがWaveに手こずっているなら、これほどわかりやすいリファレンスは他にはない」-- Mashable [5]
「ようやく公開され、いまだ謎だらけのWave。”The Complete Guide to Google Wave” が真っ向からその秘密のヴェールを解き明かす」--Download Squad [6]
「出版の未来がここにある」--Neiman Journalism Lab [7]
著者について
ジーナ・トラパーニ
2009年6月、developer sandboxにログインした瞬間、Google Waveと恋に落ちる。人気のポッドキャスト「This Week in Google」のホストの一人であり、Lifehacker初代編集長。Lifehacker[8]でGoogle Waveに関する多くの記事を書き、FOXNews.com[9]においてWaveの持論を展開。また2009年11月16日、ニューヨークでのWave at the Web 2.0 Expoで基調講演を行う。[10]
Lifehackerの記事を元に書かれた「Upgrade Your Life: The Lifehacker Guide to Working Smarter, Faster, and Better(第2版)」の著者。
アダム・パッシュ
Lifehacker編集長。テクノロジーに精通し、最初のデモを見てWaveを追いかけることを決意する。プレビュー版の公開以来、何人ものユーザーをWaveに送り込み、Botと戯れ、何時間もガジェットをいじり回す。[11]iPhoneブック「How to Do Everything with Your iPhone」の共著者。
クレジット
2009年10月末現在、このプロジェクトが始まって数週間が経ちました。晴れわたる南カリフォルニア在住の、有能でプラス思考なテクノロジー・オタクのチームとその結束に感謝します。
制作者
- 企画・製作総指揮・Webマスター : ジーナ・トラパーニ
- プロダクト開発総指揮 : ケリー・アボット(3ones)
- 装丁 : パトリシア・フォレスト(3ones)
- Webデザイン/メディアWikiのスキン開発 : アダム・パッシュ
- テクニカル・コピー : マリアン・ギャラガー(3ones)
- E-コマース開発 : ジョン・ギャラガー(3ones)
謝辞
ひらめき、サポート、提案をくれた友人、ヒーローたちに感謝します。とりわけ:
- 記事を投稿し、またコメントをいただいたLifehacker読者のみなさん。[12]そのWaveに対する熱い情熱がこの本(特に第1章)を書くことを後押ししてくれました。
- マーク・ピルグリム。彼の著書「Dive into Python」がこの本を書くきっかけとなり、本書の著作権に関するアドバイスもいただきました。
- リチャード・ガーファンクル。私たちがWaveをテストし、文章を校正するのを助けてくれました(特にFireflyとSerenityの詳細に関して)
- InformationWeekのミッチ・ワグナー。編集に関するアドバイスと提案をいただきました。
- ラーズ・ラスマッセンとWaveチーム。すばらしい製品に感謝します。
ウィル・ウィートン、
コリー・ドクトロゥ[13]そして37signals社[14]にも感謝します。彼らの作品と前例が、私たちに大手に頼らずにこの本を出版するというインスピレーションと二次利用ライセンスの知識を与えてくれました。
最後に、時間を割いてこの本を読んでくれた読者の皆さんに感謝します。ご意見など、ぜひお知らせください。
参照項目
- ↑ Google Wave Help, Google.com
- ↑ Upgrade Your Life: The Lifehacker Guide to Working Faster, Smarter, Better, by Gina Trapani (Wiley, 2008),
- ↑ How to Do Everything with Your iPhone, by Adam Pash and Jason Chen (McGraw-Hill, 2007), Amazon.com,
- ↑ What Is Google Wave, Anyway? New E-Book Explains, NYTimes.com via Web Worker Daily
- ↑ Google Wave Guide: User Manual Released for Wave, Mashable.com
- ↑ Confused about Google Wave? Now you can read the bleeping manual., DownloadSquad.com
- ↑ Nieman Journalism Lab, Lab, Twitter.com
- ↑ Google Wave feature stories by Gina Trapani, Lab, Lifehacker.com
- ↑ FOXNews.com Gadgets and Games Appearance, Lab, Smarterware.org
- ↑ Making Sense of Google Wave by Gina Trapani, Web 2.0 Expo
- ↑ The Wave Invitation Donation Thread, Lifehacker.com
- ↑ Google Wave's Best Use Cases, Lifehacker.com
- ↑ Doctorow's Project: With a Little Help, Publisher's Weekly
- ↑ Getting Real,by 37signals




