From The Complete Guide to Google Wave: How to Use Google Wave
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第1章では Google Wave とはなんであり、それがどんなときに有用なのかをおおまかに紹介します。Wave をすぐに使い始めたいという人は本章を飛ばして、第2章「 Wave を始めよう」をお読みください。
Google Wave はウェブ上で複数の人が同時にドキュメントを編集したり、議論を行うために利用できる新しいオンラインのコミュニケーションツールです。Google Wave の開発チームは、「Wave は、もし電子メールが今日発明されたならどのようになるか」を想定したものであると語っています。[1]ただし、Wave は主にドキュメントを共同作業で作成するツールですので、電子メールにたとえるのは単純化しすぎで初心者にとって誤解を生む可能性があります。何もしらずに Wave に初めてふれると無秩序で混乱していると思うかもしれませんが、使い道はたくさんあります。本章ではそんな初心者向けに Wave の世界を紹介したいと思います。
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電子メールを現代化する
電子メールは、技術のライフスパンという観点でいうなら、すでに時代遅れのツールです。40 年以上前に発明された電子メールは、いま私たちが知るインターネットよりも先に誕生したものです。実際、電子メールはインターネットが生み出されるのに重要な役割を演じたツールでした。しかし歴史が長い割には、電子メールは 1960 年代からほとんど進化していません。電子メールは郵便をベースとしたパラダイムで設計されていて、送り主と受け手との間でメッセージがやりとりされることを想定しています。電子メールを通じてコミュニケーションを送り、受けとり、保存するよりもきっとよい方法があるはず。Wave はこの可能性に賭けたツールといえます。
電子メールの問題
電子メールは簡単で、広く普及していますし、今のままで問題なく利用できます。そうでなければこれほど長い間広く利用されることはなかったでしょう。しかし電子メールはグループで会話をまとめようとする場合に深刻な欠点をもっています。
- 電子メールは異なるバージョンのメッセージを何度も送りつけてしまう問題。 電子メールは送信されると同時にメッセージの内容が固定化されてしまいます。それはコピー&ペーストしてさらに転送させるという利用のしかたしかありません。たとえば Kaylee さんが Zoe さんを宛先に電子メールを送信したとします。その Kaylee さんの送信済みフォルダにはそのコピーが残り、Zoe さんの受信箱にはもう一つのコピーが届きます。Zoe さんはそのメールに返事をして、場合によっては元のメールのコピーを返事に加えます。メールのコピーは送信済みフォルダに残り、さらにもう一つのコピーが Kaylee さんの受信箱に届きます。Kaylee さんは Zoe さんの返事にさらに返事をして、Wash さんを cc に加えて送ります。すると「送信」ボタンは3回しか押されていないのに、3人の手元にはそれぞれ異なる段階で作られた7つのコピーができてしまいます。しかもその一つ一つがすでに編集できない「死んだ」コピーのコピーなのです。電子メールはこのようにコピーに次ぐコピーを生み出して、それぞれを「箱」のファイリングシステムという初歩的な方法で保管します。つまり電子メールは通知のためにデザインされたシステムであって、コラボレーションのために作られたものではないということがいえます。電子メールは、実際の郵便がそうであるように、最終的な行き先はくずかごでなければファイルキャビネットでの永久保存という考え方で作られています。それは革新的な仕事場におけるコミュニケーションのるつぼとしては役不足なのです。
- 地図、写真のスライドショー、ビデオクリップなどのリッチなコンテンツを電子メールの本文中に入れる標準的な方法や簡単な方法はありません。 テキスト以外のあらゆるコンテンツに関する電子メールの回答は「添付ファイル」です。ドキュメント、写真、ビデオ、グループアンケート、webページなどの何であっても、電子メールはそれらコンテンツのインタラクティブ性、リッチ性をメッセージの本文の中に取り入れるようには設計されていません。電子メールメッセージの中にwebページへのリンクを入れられるかもしれませんが、リンクが壊れたり、クリックできなかったりすることがあります。また、メッセージを受け取った人は、webブラウザを起動する必要があります。GmailやMicrosoft Outlookのように、イメージやカラーを使ったリッチなフォーマットのメッセージを表示できたり、添付ファイルをインラインで表示できる電子メールクライアントもありますが、一貫性がありません。みんなの電子メールが常に同じように見えるわけではありません。
- 電子メールの一部分に回答するために、その部分を手作業で引用する必要があります。 KayleeがWashに電子メールを送り、彼女のエンジン改良プロジェクトについて伝え、部品を手に入れるのに最も近い場所はどこか、そこに行くまでにどれくらい時間がかかるかを質問しました。電子メールのメッセージは単なるフラットなドキュメントなので、Washが読みやすい順番でKayleeのそれぞれの質問に答えるのは簡単ではありません。彼女の質問だけをコピー、ペーストし、彼の回答をその直後に書いて、彼女のメッセージに返事をすることはできます。しかし、それには多くの作業が必要です。したがって、ほとんどの人はその作業をしません。電子メールでは、書かなければいけない質問や個々のポイントが見失われることがよく起こります。なぜなら、メッセージの特定の部分に返答する簡単な方法がないからです。
- グループ内の電子メールで特定の人にプライベートな返事を出すのは簡単ではありません。 グループが部品を購入しに店に行った時に、Badgerが荷物の納入のために彼らに電子メールを送りました。Zoeは仲間と支払いの相談をしたいと思っています。彼女は全員に返事を送ることはできません。Badgerが見てしまうからです。そこで、彼女はプライベートな電子メールの宛先を手作業で編集し、メッセージのコピーをさらにもう一つ作る必要があります。
電子メールが生まれた 1960 年代以降、インターネットとウェブが誕生して、誰もが瞬時に電子的に文書を公開できるようになりました。そして最初のころは、ウェブページは変化することのない静的なドキュメントだったのです。ウェブが成長し、その背景となっている技術が進歩するにつれてウェブサイトはインタラクティブになり、情報を保存するだけでなく編集し、他の人とコミュニケーションをはかり、リアルタイムでチャットし、電子メールだって送れるような、ホストされたアプリケーションにまでなりました。ブロードバンド通信が広く利用可能で、ブログ、ウィキペディア、インスタントメッセンジャー、そしてブラウザ以外のソフトウェアが不要になるさまざまなウェブアプリケーションが提供されている今の世界では、電子メールはなおのこと古びてみえます。
実際には Google Wave の用途は電子メールと平行しているわけではありませんが、現在ウェブでできることの可能性を把握した上で、電子メールの問題点を知ることは Google Wave が何を可能にしてくれるかを理解する最初の良い枠組みになります。
Wave の提案:会話をライブ感のあるドキュメントにもちこむ
メッセージのコピーをなんども行き来させるよりも、Google Wave はすべての参加者が編集して、追加することのできる単一のコピーを保持しています。Wave は会話の最新の状態をグループの全員にリアルタイムで、その変化する様子も含めて表示します。もし Kaylee が Wash に対して送った wave を彼女のコンピュータで開いていて、Wash が返事をタイプしているなら、Kaylee はその wave への書き込みを1キーストロークにいたるまで見ることができるのです。
Google Wave は、電子メールでいうなら複数の送り手と受け手がいる会話を、複数の編集者と著者がいるドキュメントのように扱います。Wave のことを考えるときに、この「会話がドキュメントになっていて、ドキュメントが会話のプラットフォームになっている」というとらえ方ができたなら、理解が一段と進むはずです。
これ以外にも、様々な細かい点で Google Wave は上に列挙した電子メールの問題を解決しようと試みています。たとえば Google Wave を使えば、会話に参加している人は:
- wave の一部分に対してインラインで返信を行うことができます
- wave のなかでビデオ、画像、マップ、評決などのインタラクションのできるリッチメディアを挿入することができます
- 古いバージョンの wave をコピーしたり、再生したりすることで、wave を古い状態にもどすことや、時間とともにどのように変化したかをみることができます
理屈の上では、Wave は電子メールや文書コラボレーションツールに対する大きなアップグレードであるといえます。次の表は「電子メールの考え方」と「Wave の考え方」の違いをまとめたものです。
| 電子メールの考え方 | Wave の考え方 | |
|---|---|---|
| 人々 | 送り手か受け手 | 参加者 |
| メッセージ | コピーが主体 | 単一の、ホストされた会話 |
| リッチコンテンツ | 添付ファイル、リンク、HTML | インラインに埋め込めるガジェット |
| 引用/コメントすること | 手動 | 掲示板のようなスレッド形式 |
| Privacy | CC や BCC | インラインの個人的なスレッドを作成 |
あくまで理屈の上では素晴らしいアップグレードに見えます。しかし実際には、Wave は新しいユーザーにとって取っつきにくいと感じさせる様々な困難をともなっています。
Wave の欠点: ユーザーを混乱させる最初の使い心地
Google Wave の最大の欠点は、新しいユーザーが試しに使ってみた場合にあまりに理解しづらくて困惑してしまうことにあるといえます。 EasierToUnderstandThanWave.com [3] のようなパロディーサイトでは、炭素年代測定法や新古典派経済学、ポリモーダルな半音階理論といった頭脳を要求する話題でさえ、Wave に比べれば理解しやすいとされています。この冗談が真に迫っているのは、初めて Wave に触れたときにほとんどの人が困惑を経験するといえるからです。あなたがはじめて友人や同僚からうけとる wave は得てして、「なんだこれは」や「これは変なツールだね」といったものになることでしょう。
こうした最初の困惑が生じてしまう理由はいくつかあります。
- 「ドキュメントが会話になっている」というのは前例のないまったく新しいパラダイムだから ほとんどのユーザーは Microsoft Word で文書を編集するのと、インスタントメッセージを編集するのは大きく異なった作業だと思っています。しかし Google Wave は IM と文書編集とを根本的に融合させてしまいますので、ふだん私たちが行っている作業と Wave が要求する作業とはギャップが大きく、理解しづらくさせています。Wave は電子メールとも、Word 文書を編集するのとも違うのです。Google Wave はその両方でありながらどちらでもない、という側面をもっていますので、理解しづらかったり、現在のワークフローに組み込みにくくなるのです。
- 木構造の会話、あるいはノンリニアなメッセージスレッドは無秩序である。 フォーラム、ブログのコメント、電子メールのスレッド、インスタントメッセージのセッションはすべてリニアな会話です。そこでは、最新のメッセージはリストの一番下(あるいは一番上)に現れます。あなたはそれらのメッセージを一つ一つ順に一方向に読みます。Google Waveのインラインのリプライ機能によって、会話は、限りなく枝分かれする木構造に変わります。waveの参加者が、さまざまなタイミングで、wave のさまざまな枝に、新しい情報を追加する時、議論のノンリニアな性質に圧倒され、不自然に感じる可能性があります。
- ドキュメントのバージョン管理に馴染みがない(プログラマではない人の場合)。 Google Waveに組み込まれているようなファイルのバージョン管理ツールを、ソフトウェア開発者は何十年も使ってきました。しかし、ほとんどのコンピュータユーザは、自分たちのファイルをバージョン管理しませんし、その他の場合でも、Waveのプレイバックのような機能を使うことはないので、バージョン管理の必要性は明白ではありません。
- Waveはまだ完成していないので、足りない機能の巨大な穴が開いています。 現時点のWaveには、メッセージングおよびドキュメント編集プラットフォームに期待される基本機能が欠けています。そのため、ものごとを「古い方法」でやる方が、Waveよりも役に立つように見えます。足りない機能、今後追加される機能について、詳しくは付録AWave ができないこと を参照してください。.
最初のWave経験での混乱が、Waveの採用を妨げるかもしれません。Waveの目を見張る機能は印象的ですが、実用的ではないかもしれません。実際に Waveが電子メールのように広く採用されるか、あるいはSegwayのようにニッチな使用に追いやられるかはまだわかりません。しかし、Waveプレビューに参加したいと思った多くの人は、Waveの使用法について多くのアイディアを持っていました。
Waveの潜在的な使用方法
招待者のみのWaveプレビュー期間に、Lifehacker.comのコンテストで、関心を持った何人ものユーザが、彼らの生活や仕事にWaveをどのように使うつもりかということを述べて、招待を競い合いました。 [5] Waveはリリースされたばかりなので、これらはGoogle Waveの潜在的な使用方法であり、実際のシナリオではありませんが、それらはすべて、Waveのようなリアルタイムの共同作業ツールの必要性を示しています。
高校2年生のSeanは次のように言っています。:
APヨーロッパ史のクラスで(APはAdvanced Placement Programの略で、優秀な高校生が履修できる大学レベルの科目の意味)、クラスメートと私は授業に遅れずにノートを取るのにいつも苦労しています。毎回の授業の後で、私たちはみんな、自分が取ったノートを電子メールで交換しますが、みんなが、すべての重要な情報をまとめ、正しいかどうかを解明しないといけません。Google Waveを使えば、私たちは一つのマスターノートを持つことができ、そこで、すべての情報が正しいかを確認し、国際試験に最も重要だと思われる箇所を強調し、学習のプロセスを完全に改善することができます。
ジョージア州・アトランタ疾病予防管理センター コンサルタント は書いています:
私たちのグループはH1N1ワクチンの供給をサポートしており、その中には供給計画の立案、発送、関係機関との連携などがあります。私たちのチームはここアトランタにあり、保健福祉省はワシントンDCに、ディストリビューターはダラスに拠点を置いています。また、私たちのチームはアトランタの中でも4つのキャンパスに分散しています。私たちは連携して仕事をこなすために、 Eメール、インターネット、共有ドライブなどのツールを使っています。もちろん顔をあわせることもありますが、やることといえば、似たような会議や、どこかの部署と重複した仕事など、結局は無駄な時間を「定期的」に作っているだけだと思うこともあります。状況に変化があれば(ワクチンが完成した、検疫が済んだ、供給が始まった、人への感染が確認された...などなど)、計画書をアップデートし、報告書のトラッキングナンバー更新します。関係書類は共有ドライブにストアされ、最新情報はEメールで送られます。Waveを使えば、文書の変更箇所を見つけたりや議論の流れを追跡することがいとも簡単にできてしまいます。今現在は外向けに発信するものは何であれ、事前に3人から4人のチェックを受け、その後また別の3〜4人で精査するという手順を踏んでいます。 Waveを使って私たち全員が同時に一つのメッセージを共有し議論できれば、大幅に時間を節約でき、メッセージを公表(あるいは保健福祉省、ディストリビューター、製薬メーカーにリリース)するまでの時間を劇的に短縮できるでしょう。
フィラデルフィア国際空港 航空交通管理官は次のように言っています。:
私の仕事は出発便の遅延をなくし、空港に入って来る便と出て行く便の円滑なフローを維持することです。現在私たちはリアルタイムの離陸状況と気象条件、施設工事の進捗、除雪作業の状況などを航空各社や関係機関と共有するために、Google Spreadsheet を使っています。私は分単位で更新されるグラフィカルな気象データを関係者に提供する、気象レーダー・ガジェットが使えるかもしれないという事にとても興奮しています。今まではGoogle Spreadsheet のチャット機能を使っていましたが、Waveの優れたコミュニケーション機能を使えば、航空各社とのコミュニケーションを飛躍的に高めることができそうです。会話やデータを目の前で再現できるということは、フィラデルフィア国際空港での延発を大幅に減らすことにつながります。その結果、搭乗者は時間の節約に、航空各社は燃料と運用コストの削減になり、両方からのクレームもほとんどなくなると思います。
アリゾナ州の新聞 The Arizona Republic 政治部記者は次のように言っています。:
Google Wave は私たち政治記者にとって共同で取材を進めるのにとても役に立ちます。現在、同僚と私はアリゾナ刑務所の安全性にかかわる記事に取り組んでいます。私たちは、記録文書を掘り下げ、人々にインタビューしてテープをおこし、私たちが発見した事を記事に書き上げようとしています。私たちは別々のオフィスで働いているので、お互いの取材がどの程度進んでいるのかを把握するのが難しいことがあります。Wave なら、リアルタイムで作業過程が見えるので、協調して文章を書き、記事をまとめるのにとても役立つでしょう。編集者を何人か招待して、記事の進捗をチェックしてもらったり、質問があれば書き込んでもらうこともできます。もっと言えば、そこにはクラウドソーシングの可能さえ見えてきます。私たちは、記事への意見をを一般市民から求めるのにWaveを使い、それらのやりとりを記事に取り入れることもできます。書き込まれたたくさんの参考文書やリンクが、取材ではわからなかったことを補ってくれるという点で、私はWaveには(今のところ)Twitter や Facebook でのそれよりはるかに多くのクラウドソーシングの可能性を感じています。
介護人 Mike は次のように言っています。:
私は Liz という年配の女性の世話をしています。彼女は、健康ですが、時に物忘れをし混乱することがあります。Liz は未亡人ですが、気にしてくれる大家族がいます。残念なのは、彼らは国中に散らばっており(車で2時間以内で行ける場所には誰も住んでいません)、それぞれ自分の家族と仕事を持っています...。現在、私は前の週に Liz に起こったことの詳細を、電子メールを使って週刊でみんなに送っています。当然家族からの質問や提案などが返信されてくるわけですが、Gmail のスレッド形式を使ってさえ、同時に6つそれぞれの質問に返答し、それにまた新たな返信が行き来したりすると、まさに混乱の極みで非常に手間が掛かるようになっています。Wave は私たちのコミュニケーションを大きく改良するかもしれません。私は、各週の初めに新しい wave を開き、すべての家族を招待し、現在進行中の内容を書き込みます。これは家族にとって今よりもはるかに最新の情報を手に入れられるという事です。家族のやり取りが(インラインで)活発になり、より簡単に、より「今」を伝えることが出来ることを意味します。また、Wave プレイバックで、遅れて参加したとしても、簡単に追いつくことが出来ます。
結婚間直の Tiffany は次のように言っています。:
私は国から約1ダースの友人/家族と様々な業者と結婚式を調整しています。私はテキサスに住んでおり、結婚式(そして、母が住んでいる)がフロリダであり、愛しい私の花嫁はマサチューセッツに住んでいると思ってください。現在、私たちは、電話と電子メールを使用して、考えを出し合っており、たまに Skype で同時に話が出来ることを幸運に思うのです。また、私はインスピレーションの絵を貼ったり、リンクを書き留めたり、ウェブカメラをセットしたり、他の人に見せるためにページをスクラップしたりするノートを持っています。まじめな話、Wave は結婚計画を大きく改良するでしょう。私たちはみんな考えを共有して、だれがどんな順番でどんな仕事に移っているかを見ることができます。私たちは、開催地、仕出し屋、ドレスを埋め込むのにプラグインを使うことが出来ます。 私は結婚ブログに Wave を埋め込むことができ、theknot.com 、色々な地域や国際結婚リソースに結婚計画サイトへのリンクします。Wave はみんなが同時に使えて、返信不要なメッセージや、返信を後回しにしてもいいメッセージをその場で判断できるので、今まで長々と返信を書いていた(だれもそんなことしたくないですよね?)その時間を節約できるのです。あなたは、花嫁、花嫁の付き添い、花嫁の母親すべてをどのように代行するか知っています。私たちが全員同じ部屋にいることを想像してください。それは乱暴になるでしょう。このように Google Wave では、組織化され、記録され、編集可能になるでしょう。また、婚約者が進捗を追跡して、誰のアイデアを承認/非承認するか確認するためのすばらしい方法になるでしょう。 Wave は完全な結婚式のための完全な計画ツールを作るでしょう。
Waveの名前の由来
Googleは誰もが想像するような--Webの波を乗りこなす的な--理由でWaveという名前を選んだのではありません。 Waveのエンジニア達は、Joss Whedon 脚本/監督の、短いけれど愛すべきSFテレビドラマ Firefly (2002-2003)と[6] その映画作品, Serenity (2005)にハマっていました。[7] Firefly/Serenity の世界では、登場人物は"wave"を使って文字メッセージを送り合います。シリーズのいたるところでwaveが登場し、随所に「だからあなたにwaveしたんです」「いまwaveを受け取った」「waveでこれを彼に知らせたっていいんですよ」「君のwaveは読んだよ」といったようなセリフが出てきます。 [8][9]
Google Waveのプレビュー版では図1-2にあるように、映画「Serenity」のセリフから拝借したエラーメッセージが2つほどあります。: "Everything's shiny, Cap'n. Not to fret!" (どれもピカピカしてます、艦長!問題ありません *訳者註 ピカピカしているのはエンジンから火花が出ているためで、実は全然大丈夫じゃない状況)[10][11] と "This wave is experiencing some slight turbulence, and may explode." (当waveは気流の悪いところを飛行しており、多少の揺れが予想されます。その後、おそらく...爆発します)。[12] 2009年5月のGoogle I/O カンファレンスの Waveのお披露目では、デモンストレーションの台本にそれとなく、しかし見る人が見ればわかるように、FireflyとSerenityからの引用がありました。[13]
Firefly と Wave を造った人々両方に敬意を表して、私たちは、この本文中で例をあげるとき、Firefly の世界を使用するつもりです。しかしながら、Google Wave のFirefly 参照は内輪の冗談です。Wave は電子メールをアップグレードさせる試みとして最もよく知られることでしょう。
フェデレーションとオープンソース: なぜ Wave はGoogle に属していないのか
電子メールは誰も所有していません。電子メールプロトコルは特定の企業ではなく、IETF,[14](多くの組織を代表するボランティアによって作られたオープンスタンダードな組織)によって開発されました。
従って、あなたのメッセージを Google Wave に流すことは、検索の巨人にあなたのコミュニケーションを独占されていると感じるかもしれません。しかし、これから「 Google Wave 」は単に「 Wave 」と呼ばれますが、Wave は Google の独占ではありません。電子メールのように、Wave は複数の部品から作られます。:プロトコル、サーバ、およびクライアントです。プロトコル自身はオープンスタンダードで作成され、Google に属しておらず、すべてのソフトウェア開発者に開かれ、利用する製品を作る自由があるのです。
このため、Wave を使用することが広まるなら、多種多様な企業や組織から、ウェブブラウザや電子メールのような特徴を持つ多くの Wave サーバとクライアントソフトウェアが利用可能になるかもしれません。Wave プロトコルはフェデレートされ、Google のサーバにすべての情報を集めるわけではありません。[15]電子メールのように、Google から独立した別会社にホストされた異なった Wave サーバのユーザは、他に Wave を使っているどんな会社ともコミュニケートできるでしょう。
Wave のプレビューリリースでは、異なったサーバ間で wave を送りあうことはまだ出来ません。しかしながら、サーバフェデレーションは製品群の重要な部分の1つなので確実に実装されるでしょう。
さあ、Wave の開発に弾みが付いているいま、Wave を始めよう。
参考
- ↑ Google Wave Overview, 0:36, YouTube.com
- ↑ Marsh Gardiner, Twitter.com
- ↑ EasierToUnderstandThanWave.com
- ↑ Anil Dash, Twitter.com
- ↑ Google Wave's Best Use Cases, Lifehacker.com
- ↑ Firefly, 2002-2003, IMDB.com
- ↑ Serenity, 2005, IMDB.com
- ↑ Firefly Season 1, Episode 6, "Our Mrs. Reynolds", Twiztv.com
- ↑ Firefly Season 1, Episode 12, "The Message", Twiztv.com
- ↑ Serenity shooting script, Myths.com
- ↑ Google Wave Help: What do the error messages mean?, Google.com
- ↑ Memorable Quotes for Serenity, IMDB.com
- ↑ Google's new "Wave"; was the name actually inspired by Firefly?, Whedonesque.com
- ↑ About the IETF, IETF.org
- ↑ Wave Federation Protocol Community Principles, WaveProtocol.org
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